バス乗車記
「トコトコぼんちゃん」中山道ハイキング


[1.まえがき] [2.西行塚] [3.広重美術館] [4.大井宿本陣訪問] [5.恵那峡の真上]

ぶらりと立ち寄った所は、恵那峡の真上

篠原家を後にして、ボンネットバスは馬頭観音堂に立ち寄る。この中津川市坂本にある観音像は、地元の人々の手によって、綺麗に手入れされているという。そして、バスは恵那への帰路に向かう。

馬頭観音に着いたぼんちゃん 中津川千旦林簡易郵便局
馬頭観音に着いたぼんちゃん 千旦林簡易郵便局

と思いきや、髭をたくわえたガイドさんは、「時間が余っているので、恵那峡へ行きましょう」と言った。
なるほど、恵那峡の風景をみるのか、と思っていると、バスは美乃坂本駅を抜け、千旦林簡易郵便局を過ぎながらひたすら北へと向かう。恵那峡の温泉や遊園地がある所とは違う方向だけれど、実は、中津川市の玄済という所にある、玄済公園に向かっているのである。

ちなみに、この区間には北恵那交通の恵那線が運行されているけれど、かつてはJR東海バスによって運行されていた。今も、JR東海バスのを改良したバス停看板が用いられているところに、名残をとどめている。

丸岩バス停[北恵那バス] 玄済付近の田園
JR東海バス時代の看板を
改造した[丸岩:北恵那交通]
玄済付近の田園

話がずれてしまったが、ボンネットバスは玄済口バス停の手前から細い道に入り、玄済公園の駐車場に着いた。一行は、駐車場より少し奥にある展望台へ向かった。

玄済公園に到着したぼんちゃん 展望台へ向かう一行
ぼんちゃん、玄済公園に到着 恵那峡の展望台へ向かう

ここは丁度恵那峡の両岸に形成された岩の真上にあり、眼下は恵那峡の絶壁となっている。しばらくすると、ブーンという音が響き渡ってきた。そして、波しぶきを上げる恵那峡遊覧船のジェット船がやって来た。私は2回遊覧船に乗船しているけれど、上から見下ろすと、その波しぶきがよくわかる。

玄済公園展望台 展望台から見下ろす恵那峡
玄済公園の展望台 恵那峡を眼下に望む

ちょっとヒヤリとした展望台を後にして、ボンネットバスは恵那峡温泉の方向へ向かう。そして、恵那峡温泉の近くにある、栗きんとんを名物とする和菓子屋さんの本店の駐車場に止まった。一行の大半は、和菓子屋さんに入って土産を買っていき、私もここで買うことにした。アルバイト先への土産にと、栗きんとんの箱詰めに手を伸ばしかけたら、予算をはるかに超えているので、これは見送り、手頃なクッキーに落ち着いた。家族へは、栗きんとんの単品を幾つか買っておく。

恵那川上屋で土産購入 記念に...
「恵那川上屋」で土産購入 ガイドさんに頼んで...

ボンネットバスに戻り、最後の記念撮影をしようとしたら、髭をたくわえたガイドさんが「写真を撮ろうか」と言い、私のカメラを手に取り、私と「トコトコぼんちゃん」と一緒に撮ってくれた。

バスは、16時3分ぐらいに恵那駅前に到着し、私は「トコトコぼんちゃん」ボンネットバスとガイドさんとの別れを惜しみつつ、バス乗り場を後にした。

ぼんちゃん、お疲れ様 貴重(?)篠原[すずはら]行路線バス
今日も、ぼんちゃん走りました 篠原[すずはら]行路線バス


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