バス乗車記
日帰りボンネットバス恵那ツアー


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蛭川の「なんじゃもんじゃ」巡り

その後、バスはさらに北へ進み、今洞地区にあるヒトツバタコの前に停まった。これは小高い丘に自生していた。さらに蛭川中学校の方へと向かい、長瀞(ながとろ)という所のヒトツバタコも見物した。こちらは河原の近くにあって、私は浅い川の岩に乗って撮影したけれど、歩き慣れぬ足もとがおぼつかない。

蛭川村内のヒトツバタコ
今洞のヒトツバタコ 長瀞のヒトツバタコ
今 洞 長 瀞

恵那峡でちょっとビックリ観覧車

それからボンネットバスは恵那峡の方へと戻り、木曽川北岸の恵那峡ランドに入った。ここは昨年12月に惜しまれつつも休園して今に至っているけれど、ハイキングツアーでは特別に観覧車に乗ることになっているので、ちょっと楽しみである。
私を含め、大半のお客さんは観覧車に乗り、私は観光協会のガイドさんと一緒に入った。ガイドさんが恵那峡のホテルを指さし、こないだは温泉と船のセットを組んでいました、と言い、私も「2月に行きましたが、900円で両方楽しんで良かったです」と言った。ガイドさんは、「今後も色々と催し物を計画しています。」と言われていたけれど、なかなか意欲的だなぁと思った。そして、ぐるりと半周し終えると、観覧車の軸が見えてくる。恵那峡ランドがしばし休園しているせいか、あちこちに塗装の剥がれが見える。

観覧車全景 観覧車からの眺め
恵那峡ランドの観覧車 観覧車から見る恵那峡展望

案外と面白かった観覧車も一周し終え、一行はバスが待つ恵那峡大橋のたもとまで歩いた。その途中に「恵那峡ガーデン」という広場があり、彩り鮮やかな庭園になっている。とはいえ、恵那峡ランドが休園してしまったせいか、私たち一行の他には人影が見当たらず、心なしか寂れているような気がした。でも、今後はぜひ健闘してもらいたいと思った。

恵那峡ガーデン ボンネットバス
恵那峡北岸の花畑 その近くに停まるボンネットバス

再びバスに乗り、対岸の恵那峡温泉がある所まで行く。駐車場からほんの少し下った所に、藁葺きの建物を構える「恵那本陣」で昼食となり、座敷でしばらく待っていると、大皿に乗った冷やしそばが目の前に置かれた。そこには山菜やタケノコ、とろろに青ジソと梅肉などがふんだんに盛りつけられていて、そばと一緒に食べたらとても美味しかった。このそばの名前は忘れてしまったけれど、値段は1000円との事。でも、この分はツアーの料金に含まれている。
そして、ほとんど食べかけた所で、五平餅が1人1本ずつ供された。これはちょっと甘くて香ばしい味で、このまえ恵那峡を訪ねたときに食べたのと同じ様だなぁ、と思ったら、やはり以前昼食をとった向かいの店で調理されたものだった。

恵那本陣(そば屋) 恵那峡遊覧船
そば屋さんで昼食 恵那峡遊覧船にも乗船

それから一行は遊覧船のりばへ行き、恵那峡クルージングを楽しんだ。ところが、私は2ヶ月前に遊覧船に乗ったせいか、その時と同じテープのガイド放送を聞いていたら急に眠くなってしまい、気が付いたらのりばに戻る所であった。しかし、木曽川からせり立つ岩々は雄壮だったと思う。

ちょっとうれしい名前入り湯呑み

遊覧船を降りた一行は再びボンネットバスに乗って、恵那峡山菜園に向かう。こちらには美濃焼直売店があって、入口に立つ店の人から名前入りの焼き物の交換券をもらって、店内に入る。名前入りと言っても特注で製造されるのではなく、ずらりと棚に並ぶ在庫の中から自分の名前の器を探すしくみになっている。私も自分のを探してうろうろしていると、ちゃんと「みねたか」とひらがなの字入りの湯呑みがあった。私の名前は少数派だから無いだろう、と考えていただけに、ちょっとうれしかった。

それから、恵那峡大橋が昭和52年に完成するまで、蛭川へ行く主要道路だったという県道を北に向かう。道のそばに阿木川が流れていて、その向こうに煉瓦で組まれた水路が見える。ガイドさんによると、大正時代に建設された奥戸発電所の発電のために設けられた物だという。
ボンネットバスは山に挟まれて薄暗い谷間を進み、東雲橋を渡って木曽川の対岸に出た。橋からは大井ダムの裏側が見えたけれど、何とも言えぬ迫力があった。

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